巨人本拠地になぜ日ハム?後楽園駅「進めファイターズ」採用の真相

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巨人本拠地になぜ日ハム?後楽園駅「進めファイターズ」採用の真相
巨人本拠地になぜ日ハム?後楽園駅「進めファイターズ」採用の真相
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🎵 巨人本拠地になぜ日ハム?後楽園駅「進めファイターズ」採用の真相

文京区後楽、読売ジャイアンツの聖地として知られる東京ドームの直下に位置する東京メトロ南北線後楽園駅。電車が到着し、ドアが閉まる直前のホームに耳を澄ますと、どこか懐かしく軽快な電子メロディが鳴り響きます。目黒方面へ向かう後楽園駅2番線メロディとして流れているのは、昭和から平成のプロ野球を彩った名曲『進めファイターズ』です。

日本ハムファイターズが北海道へ本拠地を移転してから長い歳月が流れた今もなお、なぜ巨人の本拠地である後楽園駅でライバル球団の応援歌が使われ続けているのでしょうか。プロ野球ファンはもちろん、通勤や観光で駅を利用する人々からも「なぜ巨人の足元で日ハムの曲が流れるのか」と不思議がる声が絶えません。この不思議な選曲の背景には、東京ドームとプロ野球が歩んできた濃密な歴史が隠されています。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 要点1:東京メトロ南北線後楽園駅の2番線では、現在も日本ハムの往年の球団歌『進めファイターズ』が発車メロディとして響いている。
  • 要点2:採用された1996年当時、東京ドームは読売ジャイアンツと日本ハムファイターズが共に本拠地とする「ダブルフランチャイズ」だった。
  • 要点3:北海道移転後も変更されず運用が継続されており、東京時代の歴史とファンの想いを今に伝える貴重な音のレガシーとなっている。

巨人のお膝元で鳴り響く謎|東京メトロ南北線後楽園駅の特殊な音風景

東京ドームへの主要なアクセスルートの一つである東京メトロ南北線後楽園駅のホームには、球界でも類を見ない対照的な音風景が広がっています。赤羽岩淵方面へ向かう1番線ホームで流れるのは、言わずと知れた読売ジャイアンツの球団歌『闘魂こめて』。巨人の本拠地直結駅として、これ以上ないほど自然な演出といえます。

しかし、反対側の2番線ホームに立つと空気が一変します。電車が発車する合図として流れる進めファイターズ発車サイン音は、1970年代から2000年代初頭にかけて後楽園球場や東京ドームのスタンドで歌い継がれてきた日本ハムの公式応援歌そのものです。北海道日本ハムファイターズのファンにとってはお馴染みの旋律ですが、読売ジャイアンツのグッズショップや大型看板に囲まれた東京ドームの足元でこの曲を耳にすると、まるで時空が歪んだかのような不思議な感覚に包まれます。

現在ではエスコンフィールドHOKKAIDOを本拠地とするファイターズの足跡が、なぜ遠く離れた東京の地下鉄に色濃く残されているのか。その真相を知るためには、今から約30年前に時計の針を巻き戻す必要があります。

【決定的な理由】なぜ『進めファイターズ』なのか?採用の経緯と東京ドームの歴史

後楽園駅で『進めファイターズ』が発車メロディに採用された決定的な理由は、南北線の同駅が開業した1996年(平成8年)3月当時、東京ドームが巨人と日本ハムの「ダブル本拠地」だったからです。

かつての後楽園球場時代から、日本ハムファイターズは東京をフランチャイズとして活動していました。1988年に日本初の屋根付き球場として東京ドームが誕生した際も、読売ジャイアンツと日本ハムファイターズの2球団が揃って本拠地として入居。パ・リーグの試合も頻繁に東京ドームで開催され、平日のナイターや週末のデーゲームなど、年間を通して2つのチームが同じグラウンドを分け合って戦っていました。

営団地下鉄(現在の東京メトロ)南北線の駒込〜四ツ谷間が延伸開業した1996年春、東京ドーム最寄りの後楽園駅に発車サイン音を導入するにあたり、鉄道側はどちらか一方の球団だけを優遇するわけにはいきませんでした。そこで下された決断が、「1番線に巨人の『闘魂こめて』、2番線に日本ハムの『進めファイターズ』をそれぞれ採用する」という、極めて公平かつ粋な采配だったのです。

当時の東京ドームを知るオールドファンにとっては、この2曲が背中合わせで流れる風景こそが、まさに日常のプロ野球シーンそのものでした。つまり、巨人の本拠地だから日ハムの曲が鳴っているのではなく、日本ハム東京時代本拠地としての確固たる歴史が存在したからこその選曲だったわけです。

2004年の北海道移転と「後楽園駅メロディ変更の噂」の真相

東京ドームの共用体制は長く続きましたが、2004年に大きな転換期が訪れます。日本ハムファイターズが北海道へと本拠地を移転し、「北海道日本ハムファイターズ」として新たなスタートを切ったことです。これに伴い、東京ドームを常時本拠地とする球団は読売ジャイアンツのみとなりました。

本拠地移転直後、ファンの間では「南北線後楽園駅の発車サイン音も近いうちに変えられてしまうのではないか」という後楽園駅メロディ変更の噂が真実味を帯びて囁かれました。2番線も巨人の別の応援曲(『巨人の星』など)に変更されるのか、あるいは丸ノ内線のように無機質な汎用メロディに戻ってしまうのか、鉄道ファンと野球ファンの双方から注目が集まりました。

しかし、東京メトロが下した判断は「継続」でした。北海道移転後も日本ハムは年に数試合の主催試合(東京ドームシリーズ)を開催し続けており、球団と東京ドームの縁が完全に切れたわけではなかったこと、そして何より駅の開業以来親しまれてきたメロディを惜しむ声が多かったことが背景にあります。結果として、移転から20年以上が経過した現在でも、2番線の発車サイン音は一度も更新されることなく守られ続けています。

東京メトロ発車音に対するファンの反応|時代を超えて愛されるレトロな響き

SNSやネットコミュニティでは、この後楽園駅の音風景に対する東京メトロ発車音ファンの反応が定期的に大きな話題を呼びます。

「南北線の後楽園駅で日ハムの曲が流れて鳥肌が立った」「懐かしすぎて泣きそうになる」といった往年の東京時代を知るファンからのノスタルジックな投稿はもちろん、若い世代のファンからも「エスコンフィールド世代だけど、東京の地下鉄にファイターズの歴史が残っているのは誇らしい」といった温かいコメントが寄せられています。

また、巨人と日本ハムの交流戦や、日本ハムが東京ドームで主催試合を行う際には、多くのビジターファンが2番線ホームに集まり、スマホで発車サイン音を録音・撮影する姿が見られます。現代の洗練された高音質な発車メロディとは異なり、1990年代半ばのFM音源を思わせる少し素朴でピコピコとしたシンセサイザーの音色が、昭和・平成のパ・リーグの哀愁を今に蘇らせるアクセントとして愛されているのです。

プロ野球応援歌駅メロのパイオニア|東京メトロ発車メロディ現在の潮流

現在、全国の鉄道駅ではプロ野球チームの応援歌を発車メロディに採用する事例が数多く存在します。JR水道橋駅(読売ジャイアンツ)やJR関内駅(横浜DeNAベイスターズ)、西武球場前駅(埼玉西武ライオンズ)、JR海浜幕張駅(千葉ロッテマリーンズ)など、球場最寄り駅の定番演出として定着しています。

しかし、そうしたプロ野球応援歌駅メロの先駆け的存在こそが、1996年に導入されたこの南北線後楽園駅でした。駅メロディの黎明期に、球団歌を駅のシンボルとして取り入れた東京メトロの試みは、極めて先駆的な取り組みだったといえます。

なお、東京メトロ発車メロディ現在の運用状況を見渡すと、丸ノ内線の後楽園駅ではクラシック曲やオリジナル楽曲が採用されており、プロ野球の応援歌が使われているのは南北線のみです。路線の地下深く、ひっそりと鳴り続けるこの2曲の対比は、東京メトロ全路線の中でも屈指の個性を放っています。

【進め ファイターズ 東京 メトロ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:丸ノ内線の後楽園駅でも『進めファイターズ』は流れていますか?
A1:流れていません。丸ノ内線後楽園駅の発車サイン音は南北線とは異なり、童謡『クラリネットをこわしちゃった』をアレンジしたメロディなどが使われています。『進めファイターズ』および『闘魂こめて』が流れるのは東京メトロ南北線の後楽園駅のみです。

Q2:『進めファイターズ』と、現在の球団歌『ファイターズ讃歌』は何が違うのですか?
A2:『進めファイターズ』は1977年に発表された初代の公式応援歌(球団歌)です。一方、現在多くのファンに親しまれている『ファイターズ讃歌』は公式球団歌として長く歌い継がれている別の楽曲です。南北線の発車サイン音に選ばれたのは、後楽園球場時代から親しまれていた『進めファイターズ』のサビ部分です。

Q3:今後、後楽園駅の発車メロディが変更・廃止される予定はありますか?
A3:2026年現在、東京メトロから南北線後楽園駅の発車サイン音を変更するという公式発表はありません。駅の設備更新やバリアフリー化工事に伴う一時的な停止などを除き、東京ドームの歴史を語る文化遺産として大切に維持されています。

まとめ:後楽園の地下に残された、プロ野球史を語り継ぐ音のタイムカプセル

東京メトロ南北線後楽園駅の2番線に響く『進めファイターズ』。それは単なる電車の発車を知らせるサイン音にとどまらず、東京ドームが巨人と日本ハムの双方にとっての「我が家」であった輝かしい時代を証明する、かけがえのない音のタイムカプセルです。

球団が北の大地へ旅立ち、どれだけ時代が移り変わろうとも、東京の地下深くには今も熱狂のパ・リーグの記憶が息づいています。東京ドームへ野球観戦やイベントに訪れた際は、ぜひ南北線のホームへ立ち寄り、歴史を紡ぎ続けるノスタルジックなメロディに耳を傾けてみてください。 (出典: 進め ファイターズ 東京 メトロ(Yahoo!ニュース))

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